今後の展望【コンテンツマーケティングから英語学習に移行しプログラミングに至る迄の経緯】

投稿者: KAI 投稿日:

2022年に新しい職場で働くことになり、何か新しいことにチャレンジしたいなと思い始めたのがコンテンツビジネスでした。

コンテンツビジネスは元手もかからず、自分の経験やスキルを販売できたり出来るのでないかと期待していましたが、結果として収益は上がらず断念しました。

数か月で収益化できるような生易しいものではないことは承知しておりました。もっと持続していれば、数万円くらい収益が見込めたかもしれません。

ただ、数か月経過していくうちにSNSやブログに費やしている時間が無駄に感じてしまい断念しました。その時間があれば、読書や英語の勉強に充てたほうが有益だと思ったのです。

もともとは自分の英語多読の学習法を共有できればと始めたのですが、ネットの世界で周知されるには良いことを書いていても読まれないのだと気づきました。

また、読まれるための工夫というのもしなければ、ネットの大海に於いては容易く埋もれてしまうものだと痛感しました。

何かインパクトのある文章を書ければよかったのですが、私にはそれは不可能でした。読者に夢を見させるような甘言を書き連ねる事は抵抗があったのです。

現実を教えるほうが、結果として読者のためになるという確信がありました。しかし、真実は残酷ではないにしても単調で味気ないものであるというのが私論です。

私は英語の習慣化やミニマリズムの大切さを説きましたが、それは一朝一夕に成せるものではないとはっきりとブログやSNSで述べました。

『いつか洋書が読めるようになれたら良いな』と軽い気持ちで始めた英語学習も気づけば5〜6年程(2023年8月27日現在)が経過しました。

”洋書を読めるようになりたい、洋画を字幕なしで鑑賞したい”

という趣味程度の楽しみを成すためにも数千時間掛かりました。これは全くの誇張ではなく事実です。

何故なら、私が初めて大人向けのペーパーバックを読めるようなるまで6年掛かり、その間に1日2時間~3時間は英語に費やしていたからです。

『○○か月で英語が読めるようになるとっておきの方法』というワードなら多くの人を魅了するでしょうが『真面目にコツコツ、一日3時間の英語学習を継続して、3年後に洋書を読めるようになる方法』ではインパクトがありません。

いや、それだけ勉強すれば上達するだろうと皆さんは思うでしょう。

結果としては真面目にコツコツと積み上げていくことが学問の王道であったのです。

ちなみに私は洋書を読めるようになったといっても、まだ初級者から中級に上りかけの段階です。CEFRのレベルではB2です。上級者には程遠いのです。

英会話に関しては全くできません。英語でブログを書いたりするなどまだできるレベルではありません。

10000時間の法則には科学的根拠はあまりありませんが、私の体感的にはそれくらい費やさないと英語の上級レベルには到達できないのではと思います。

※英語の上級レベルとは、英語で文学や政治、哲学を論じたり、仕事をこなせるレベルと定義しておきます。

真面目にコツコツとやるならば、何か特別なアドバイスをする必要もないと思い至ったのです。

世の中には素晴らしい教材が溢れており、それらを上手く使いこなせばいいだけの話です。

私自身がコンテンツを作成するより、良いものを紹介するほうが遥かに有益であるのです。

ただ、そういうものは大概はアカデミックな教材だったり専門書であったり、中々初心者が手に取りづらいのも事実です。

だから、多くの人は広告などで目にした教材などを手に取るのでしょう。それはやむを得ない事かもしれませんが、英語学習においてそれが最適かと言われれば私は疑問を呈します。

そのような経緯の中で疑念を抱きつつ、私はコンテンツビジネスから離れました。

これは全く私論で汎用性が高い学習法ではありませんが、洋書を読んだり英語でオーディオブックを聴く方法をお教えします。

兎にも角にも、たくさん読んでたくさん聴いて辞書で調べる。この三つを繰り返すのです。繰り返すというのは、1日2時間の作業を3年~4年繰り返すくらいの作業量です。そういう単調な、苦行のような多読を続ければ(感覚的に5000~6000時間くらい)、あなたが好きな洋書や英字新聞を読んだり、オーディオブックを聴いたりすることは苦ではなくなるかもしれません。

  • 今後の展望

とりあえず自分自身の経験を収益化することには甚だ疑問を感じてしまいましたので、現在はSNSでの投稿は休止しています。

よくよく考えてみたのですが、自分自身の成功は自分で成し遂げたからこそ意味があるのであり、それを他者が再現することなど不可能だと思うのです。

『こんな私でも出来たのだからあなたにも出来る!』という言説は、結局成功した人だから言えることだと感じました。

先ほど私自身が洋書を読めるようになった経緯を紹介しましたが、それは万人に再現できる訳ではないでしょう。

上に書いた”英語の多読とリスニングと英単語学習をひたすら続ければ(大体5000~6000時間くらい)”というのを愚直にできる人は、そもそも学習習慣が身についている人でないと難しいでしょう。

そして、ある程度の読解力がないとそもそも多読もできないのです。真似したところで同じような結果になるとは言い難いです。

そこには個人差がどうしても出てしまうのです。

身も蓋もないことを言ってしまいましたが、結局のところ他人の成功はあくまで読み物として楽しむ程度でよろしいかと思います。

私は自分と似たような境遇の人が成功しているのを見て『自分にもできる』と決意を新たにするだけで持続しない日々を繰り返していましたが、もう他者との比較をやめました。

自分という存在は特殊なもので、一見似ているように見えてもその実は大きな差異があるからです。

今ブログを継続させているのは私自身の成功体験を書き連ねたいその一心のみです。

私は30代後半からプログラミングスキルを習得して社会に貢献できるのか?という実験をしております。

今まで継続していた英語の勉強と掛け合わせてプログラミングを学んでいます。

正直、これから先社会に認めてもらえるかどうか(具体的にはエンジニアとして転職したりフリーランスとして案件を獲得する事)は判然としません。

ただ、わからないからと言ってここで歩みをとどめるのも進歩がないと思い邁進している次第です。

私自身の成功は私だけのものです。それはエゴイズムで、それわ共有することは、高みから眺めて優越感に浸る様な振る舞いかもしれません。

しかし、私は成功や理想とは追いかけ続けても決して届かない遥かなる理想だと思っています。もう理想を体現し成功を掴んでしまったと思ってしまえば、そこから成長は望めないでしょう。

私が社会に認められたとしても、それで慢心するのではなく社会に貢献していきたいです。

また、進展があればブログを更新してまいります。

あなたが何かにチャレンジしようとしているのなら、いったん常識や世間という存在は忘却してください。”年齢が…職歴も無いし…高卒だし”としり込みする気持ちはわかります。

ただ、そこで自分の気持ちに嘘をついて投げ出さないでほしいのです。中途半端に辞めてしまうことは避けてほしいのです。

やり切って失敗するのは痛手ではないですが、中途半端に投げ出すことが最も後悔することにつながります。

以上でブログを終わります。すべての人がより良い日々を送れますように。

カテゴリー: 英語雑談

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